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交差

  • カラノラカ
  • 2020年8月16日
  • 読了時間: 2分

以前から古いものが好きで、アンティークやビンテージの雑貨や服など買ったりしていました。


服については現代とは違うデザインがとても魅力的なのですが、古いものは合うサイズがなかったり、古いからこそ扱いが繊細になったりします。

現代の服で古い時代の形の服があればなあと思っていたところに出会ったのが半・分解展です。


“なんちゃってアンティーク感” というような服にはすこしうんざりしていた時だったので、半・分解展の観点には ”まさに求めていたのはこれ!”というような腹落ちで興奮したのを覚えています。

それからなんどか展示に足を運んで、古い時代の服の作りの美しさや現代との相違点など服飾・洋裁のことはまったくわからないなりに興味深く楽しませていただき、良い刺激を受けました。


古い技術や知識と新しいものと行き来しながら作っていく。温故知新というのはこういうことかもしれない。

たまにオーダーも受け付けていらっしゃるそうなので、ぜひ近いうちにお願いしたいと思っています。



古いものへの興味は雑貨や服だけではなくて音楽もそうで、浅いながらに聴いたり演奏したりを楽しんでいました。


そしてふと、

かぶる時代もありそうだし、半・分解展で見た服はその時代では音楽が演奏されるときにも着られていた、とするなら服を着たときの動きについて楽器を演奏する動きからもわかることがあるのかもしれない。

と思い、なにかそういう展示なり解説なり誰かやって欲しい・・!と常々思っていたところ、先日、半・分解展について古い西洋音楽の分野の方がコメントなさっているのをSNSで確認し、一人興奮していました。


この気持ちわかっていただけるでしょうか。

それぞれ好きだけど違う分野が交差したかもしれないという期待。

そのワクワクだけでしばらく元気に過ごせます。


そういえば服も音楽も”構造”が大事な要素だと思います。

構造といえば建築物。建築と言えば ”悪の建築展”。

悪の建築展ではなくともなにか建築分野も半・分解展や古い西洋音楽と交差することがあってもいいのでは・・・?

と、ワクワクの妄想をしています。

だれか・・なにかやって欲しい!

 
 
 

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