自分でプリントしてみた
- カラノラカ
- 2019年3月23日
- 読了時間: 2分
写真をプリントしてきました。 プリント自体は去年やり方の講習を受けていて、ちゃんと覚えたいなと思っていたところ、
ちょうど写真プリントのご依頼があったのでやってみました。 わからない部分は暗室のスタッフさんに聞きながら、なんとかプリントしてきました。
簡単に説明すると、
銀塩プリントは暗室でフィルムを引き伸ばし機という器具にセットし、
上から光を当てて数秒印画紙に投影します。 この時点では画像は出ておらず見た目は白い紙のままです。 その後、薬剤に印画紙を泳がせるとフィルムの画像が浮かび上がります。 最後に水で洗って乾燥させれば完成です。
大きさを決めてピントを合わせ、光を当てる時間を決めるのは写真を撮る時と似ています。

そして出来上がった2枚です。
上は12秒露光、下は7.5秒露光です。
ここで見ると上の方が見やすくていいような気がするのですが、下の淡いほうを選んでお渡しすることにしました。
この写真を見たとき、
旧ソ連のSFみたいだな~という印象を持ったので、薄い色のほうがイメージが近いと思ったのです。
今回はフィルムの端が出ないようにプリントしたのですが、次はわざとフチを出しても良さそうだなと思いました。その方がアナログでプリントした感じが出ると思うし(笑)
それにせっかくフレーミングを決めて撮った写真ですから、画像全体をなるべく過不足なくプリントしたいですし。

プリントをやってみると、絵を描くのと似ているような気がしてきます。
今回はやっていませんが画像の一部分をわざと薄くしたり濃くしたりということをして写真を作り込んでいくこともできます。
デジタルでやっていたこともアナログでやるとより理解が深まる気がします。
ひとつひとつ、いちいち納得しながら作業していました。
まだまだやり始めたばかりなのでこれから少しずつ経験を積んでいきたいです。
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